こんばんは、るうさんです。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者女性の依頼で、安楽死の手伝いをしたとして託殺人容疑で医師2名が逮捕されたとのニュースが2020年7月にありましたね。
警察庁の発表で令和元年の自殺者は20,169人。
昨今の格差社会でますます溝は深まり、自殺者も増え続けると予想しています。その流れを受けて、「安楽死」や「自由に人生を終わらせる」思想が強まっているのも事実です。

るうさん
安楽死と尊厳死について深掘りしましょう
尊厳死と安楽死の違い
尊厳死とは
- 「安楽死」というカテゴリーの中の一つの言葉
安楽死とは
- 人、動物に苦痛を与えずに死なすこと。
- 終末期の患者に対する医療上の意味でも使われる(消極的=尊厳死)
- 積極的安楽死
- 消極的安楽死
積極的安楽死とは
- 致死量、致死性がある薬を飲むか与えられる。
消極的安楽死とは
- 本人、家族の希望で延命治療をしないこと。(尊厳死=消極的)
法律的には…?
日本では積極的安楽死では刑事罰にかせられます。
ただ例外もあるようで、以下の文です。@wikiより
一般的に他人(一般的には医師)が行う場合は下記の4条件を全て満たす場合に容認される(違法性を阻却され刑事責任の対象にならない)。
①患者本人の明確な意思表示がある(意思表示能力を喪失する以前の自筆署名文書による事前意思表示も含む)。
②死に至る回復不可能な病気・障害の終末期で死が目前に迫っている。
③心身に耐えがたい重大な苦痛がある。
④死を回避する手段も、苦痛を緩和する方法も存在しない。
今回あった事件は…?
今回ニュースになったALS患者にたいして起きた嘱託殺人事件。
ここまで振り返ってみて…どうでしょう。
上の4つに当てはまってるような気がするのですが…。
被害者(患者)のTwitterなどでもかなり悩まれてたようですし、本人の明確な意思表示もありますよね。
みなさんはどう思いましたか?