こんばんは、るうさんです。
みなさん「貧血」になったことはありますか?
男性より女性のほうがなりやすく、また身近でもありますよね。
今回は、最近貧血でぶっ倒れた筆者の経験とともに「貧血」について深掘りします。
朝が辛い…やる気が出ない「貧血」の症状まとめ

まず貧血の症状をチェックしてみましょう
- めまい立ち眩みがする
- 顔色がわる
- 首・方がこりやす
- 息切れしやすい
- 爪が白い・割れやすい
- 朝が辛い
- 日中ダルい
- 頭痛
- 耐えれない眠気
- 冷え性・寒いと感じる
- 過去に貧血と診断された
- ダイエットをしている
- 外食(インスタント・冷食)がおおい
- アルコールをよく飲む
- 氷がおいしいと感じる
- 生理時の出血が多い
- 胃腸の不調
17項目のうち何個当てはまりましたか?
ちなみに1つでもあてはまった方は「貧血気味」かもしれません。
そもそも貧血とは?

さて、初めにチェックした症状はなぜ発生するのでしょうか?
それは「体が酸欠状態になっている」からです。
それには血液の中の「ヘモグロビン」が関係します。
ケモグロビンは酸素を1つ運べる能力を持っています。
そのヘモグロ君が本当は10人いるのに7人しかいないと…?
本当は酸素が10個、体全体に届けられるハズだったのに7個しかない…。
これが貧血=酸欠の原因です。
酸欠状態になると
- 動悸=心臓の酸欠
- 眠気・頭痛=脳の酸欠
- 疲れ・倦怠感=筋肉の酸欠
となり、様々な症状が出てくるのです。
ちなみに痩せにくくもなります…。
貧血の種類
貧血には数多くの種類(貧血になる原因)があります。
- 鉄欠乏性貧血(てつけつぼうせいひんけつ)
- 再生不良性貧血(さいせいふりょうせいひんけつ)
- 溶血性貧血(ようけつせいひんせつ)
- 悪性貧血(あくせいひんけつ)
- ビタミンB1と葉酸の欠乏
- 赤芽球癆(せきがきゅうろう)
- 骨髄異形成症候群(こつずいいけいせいしょうこうぐん)
- 白血病
その大部分の原因が「鉄欠乏性貧血」なのです。
原因としては
- 鉄の摂取不足
- 鉄の吸収不全
- 過多月経
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
- 痔
- 胃や腸の潰瘍やがん
「婦人科系」と「消化器系」の2種類です。
●婦人科系の貧血
- 月経が28日周期より短い
- 出血が1週間以上続く
- 血の塊が出る
●消化器系の貧血
- 胃腸の不調
- 体重が減る
- 胃潰瘍など過去の病歴がある
- うんちに血が混じる
2つのパターンをしっかり理解し、適切な対応を心がけましょう。
で次は「鉄欠乏性貧血」について解説します。
大多数が陥る「鉄欠乏性貧血」とは?
先ほども述べたように鉄欠乏性貧血の原因は…
- 鉄の摂取不足
- 鉄の吸収不全
- 月経過多や慢性出血
まず、鉄とは吸収の効率がわるいミネラルです。
食べ物やサプリを取り入れてもそのうち約10%しか腸から吸収されません。
もし、腸内環境が悪ければそれ以下の吸収率になってしまい、キチンとバランスのいい食事をしている男性でも貧血になる可能性があるのです。
鉄欠乏性貧血の調べ方
鉄欠乏性貧血を調べるには血液検査がベストです。
自覚があっても数値を確かめることは大切ですね。
チェックしたい項目はこれ
- ヘモグロビン濃度
- MCV(赤血球のおおきさ)80以下
- 血清鉄が40μg/dl以下
- フェリチンが12ng/mL未満
- TIBC(総鉄結合能)・UIBC(不飽和鉄結合能)が高値
その中でもフェリチンの数値が大切です!
フェリチンとは鉄をためている貯金箱のようなもの。
- 「血液内の鉄はお財布の中身」
- 「フェリチンは貯金残高」
と例えられることが多いです。
財布から鉄が無くなったら貯金から鉄を取り出し、使います。
でも入ってくる鉄が少なくて貯金がやべぇ…!
これが貧血の原因です。隠れ貧血ともいわれます。
まとめ

貧血にはさまざまな種類があり、大多数の人が陥りやすい「鉄欠乏症貧血」についてまとめました。
血が薄くなる=酸欠ってこわいですね。
いまでは手軽に鉄分が取れるサプリや飲料もあるので、気を付けながら過ごしましょう。