自分は悪くない、悪いのは他人のせいだ【心理学での投影】

メンタル・心

こんばんは、るうさんです。

自分が上手くいかないのは、他人のせいだと思ったことはありませんか?

それは心理学用語でいう「投影」という現象です。

今日は「投影」について具体例とともに話します。


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自分は悪くない、悪いのは他人のせいだ【心理学での投影】

「投影」とは自分の感情・欲求・素質を認めたくない時に、無意識にそれらを他人のせいだと思う、または他人に押し付けてしまう心の防衛機能です。


この考え方はイギリスの精神分析家アンナ・フロイトが提唱したものです。アンナは精神分析の創始者「精神分析の父」ともいわれたジークムント・フロイトの娘で児童精神分析の開拓者ともいわれています。

ちなみにジークムント・フロイトは「コンプレックス」「無意識」「深層心理」などの言葉を提唱した人物です。いまは彼女と父が暮らした実家は「フロイト博物館」として隠れ家的観光地になっています。


投影の具体例

具体例はたくさんあります。例えば

  • あの人は子供っぽいから自分とは合わない
  • 恋人の浮気癖が心配…
  • あの人は私の事が嫌いらしい


これは、自分自身が「子供っぽい」ということを認めたくないために、他人(例えば身近な友達などを)「子供っぽくて付き合ってられない」と思い込んで嫌っているのです。恋人でも「自分自身が浮気っぽいから、恋人も自分と同じように浮気しているのでは!?」と疑心暗鬼になっているといえます。

よく言うのは「浮気をしていない・まったくする気もない人は、恋人の浮気を疑う余地すらない」と言いますよね。

これも投影するつもりもない・投影ができないためとも言えます。


投影の具体例その2

「なんとなく苦手で嫌いな人は、たぶん相手も自分のことを嫌っているに違いない」と思う。

理由は

  • はっきりと悪いところはないのに嫌っている自分自身を認めたくないため
  • 相手が嫌ってくるから自分も嫌いでいいじゃんと正当化している


「片思い中の相手は自分のことを好いているに違いない」と思う。

理由は

  • 自分の一方的な感情を相手に投影しているため
  • なにげない行動に自分への好意があると勘違いしてしまう


投影以外の心の防衛機能

抑圧

  • 辛いことを無意識に思い出さずに閉じ込め、忘れてしまう。

否認

  • 心を閉ざして向き合うことをやめる。

打ち消し

  • 恥ずかしい感情や行動を隠すために同じような行動をしたり、真逆の行動で隠すこと。

などなどです。


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まとめ

「投影」とは自分の感情・欲求・素質を認めたくない時に、無意識にそれらを他人のせいだと思う、または他人に押し付けてしまう心の防衛機能を紹介しました。

無意識なのが、自分でも気づかないうちにそうしてしまっているのが怖いですね。

あの子の事は嫌いだから…きっと自分のことも嫌ってるはず、なんて思ってしまうのはもったいない気がします。気が合う、合わないは少なからずありますが、思い込んで過ごすより、歩み寄って普通に接するほうが人生豊かになりそうです。

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