体の歪みや、癖、見た目の特徴などはだれにでもある悩みですよね。
- 骨太でがっちり体系
- 足を組むクセがある
- 猫背になりがち
- いつも腕を組んでしまう
- 反り腰になりがち
もし、その体の歪みや癖が「性格」や「考え方」に影響していたら…?
そのような考え方である、「体癖論」(たいへきろん)について分かりやすく簡単に紹介します!
【体癖論】からだの歪みで性格チェック!
体癖論(たいへきろん)とは
野口整体の創始者である野口晴哉がまとめ上げた、人間の感受性の癖を表す概念。身体の重心の偏り・腰椎のゆがみと個人の生理的・心理的感受性(体質、体型、性格、行動規範、価値観など)が相互に作用していることを野口は診療から見出し、その傾向を12種類(10+2種類)に分類した。
要約すると、野口さんが作った「体のゆがみ別性格診断」です。
体癖論とは、見た目や体の癖から感受性を読み取ります。
- こういう人はこのような性格になりやすい
- どういう言い方なら伝わりやすいか
ということが分かります。
また、特徴を知ることで、
- どの方向に進めば全力を発揮しやすいのか
- どういうことに気をつければいいのか
が分かります。
短所や長所を知って実生活に役立てることができるのが体癖論のスゴイところです。
体癖の種別
- 上下型(頭脳型)1・2種
- 左右型(消化器型)3・4種
- 前後型(呼吸器型)5・6種
- ねじれ方(泌尿器型)7・8種
- 閉塞型(骨盤型・生殖器型)9・10種
- 遅速型 11・12種
1・2種 上下型
シンプルで清潔感があり、男女ともに無難なファッションを好みます。
流行は追わないタイプで、長く着れる良い1点を選ぶ傾向が。
そして、驚いたりハッとすると全身ピンッと上に伸びます。
なので1種の人が力を出す時は、上に伸びるといいですね。
体は直線的で凹凸が少なく肩幅は狭い人が多く、腰のそりも小さくて、背骨はまっすぐ。
まじめな印象でメガネが似合う骨格です。
何かを考えているときに、上を向いて考えてれば1種、下を向いて考えてれば2種と判別できます。
- 重心が前のめり
- 首が長いか太い
- 面長でおでこが広い
- 直線的で上に長い印象
- シンプルな服装
- 俯瞰ができる
- 知的好奇心が旺盛
- 伝統、格式、歴史を重んじる
- 世間の評判を気にする
- プラシーボ効果・暗示にかかりやすい
- 妄想癖
3・4種 左右型
左右型は自己保存の本能が強く、自分が1番で、自分が最優先事項です。
男性より女性に多く見られます。男性でも活発で明るい雰囲気の人です。
今でいう「キラキラ女子」的な、明るくて陽キャラタイプです。
また、3種が自分の感情を表現する発散型に対し、4種は他からの共感を求める集注型。
3種は「みんな見て~!」という感じで明るいですが、4種は特定の相手に「かわいい」と思われたい一途な面も。
ちなみに、4種は他人に好まれそうなもの、3種は自分が好きなものを選ぶ傾向があります。
- どちらかに体重が偏る
- 靴のすり減りがかたよりがち
- ミーハー、新しいもの好き
- 食欲旺盛、食への興味
- 明るく楽しい
- 恋愛大好き
- 猫背ぎみ
- ファッションセンスがある
- 筋肉がつきにくく、曲線的
- 喜怒哀楽が激しい
- 情緒不安定
5・6種 前後型
前後型は筋肉質でモデル体型。
手足が長くて胴が短い、肩幅が広く胸板も厚い、お腹が小さい逆三角形。
顔も髪型もファッションセンスもオシャレな人が多いです。
前のめりでどんどん新しいことをやっていくイメージの人に多く、重心が前側に傾いていて、胸を張ってお尻が突き出たような格好になります。
5種と6種の見分けとしては、普段から元気いっぱいなのが5種、普段はのんびりしているタイプが6種になります。
- 前かがみっぽい
- 手足が長い
- 明るい陽キャラ
- 飲み会、集まり好き、お調子者
- 浪費癖
- 所有欲
- 損得勘定する、コスパ重視
- 営業がうまいタイプ
- 肩が内側に入り気味
- くねっとした立ち方
7・8種
競争心や対抗意識が強く、負けず嫌いでリーダーシップ性があります。
誰でも敵対するときは片足を少し後ろに引いて、腰をねじる態勢になると思います。
その状態が常に臨戦態勢になり、ねじれた状態で立っているのが特徴です。
覇気があり、声も大きい人が多く、何か表現するのに向いていて、
歌手やスポーツ選手、アスリート、軍人や消防士などが向いています。
「すごい」「頼りになる」など甘えた発言や、頼もしさを表現してあげるとイチコロです。
- 体ががっしりしている
- 下半身がしっかりしている
- 負けず嫌い
- プライドが高い
- 武術や格闘系に多い
- どちらかに重心が寄っている
- ねじれた状態で立っている
- 汗をかきにくい・汗っかきの両極端
- むくみやすい
- 守るべきものは必ず守る
- 腕組・足組が癖になっている
9・10種
世話好きで、完璧主義者、執念深い、内また気味、華やかさもある、かかとをつけてしゃがむ姿勢(デスノートのL)が得意、隅or中央にいるのが好き
11・12種
体の反応の速さの違い、すごく早いorすごく遅い、優柔不断、相手の気持ちを感じ取りやすい
名越康文先生のゲーム考察YouTube
話は変わりますが、みなさんゲームはしますか?
2020年末に発売され、話題になった小島監督作品「デスストランディング」プレイした方も多いのでは?
すごく面白いゲームでした
その、「デススト」を精神科医の名越康文先生がYouTube上で考察しており、ゲームの核になるストーリーを体の癖を見てズバリ当てていました!
ちなみに名越先生は所見で前情報も全くナシとのこと。
プレイした方で、興味のある方は下のYouTubeがすごくおもしろかったので、紹介しておきます!
デススト(DEATH STRANDING)登場人物を体癖から分析!(名越康文TVシークレットトーク無料公開動画) – YouTube
鍼灸接骨院を営む友人の意見
10年以上交流がある鍼灸接骨院の院長先生(歴は20年以上のベテラン)に体癖はあてはまるのか?とプロの意見を伺いました。
答えは、『あらゆることが影響しすぎてまとまらないと結果がでた』とのこと。
友人の一意見として受け入れますが、体癖論がまったくもってデタラメとは言い切れません。
なんなく知ってるだけで初対面の人とうまくコミュニケーションがとれたり、ヤバそうなら事前に予防策は講じれます。
それに自分自身を知ることにもつながり、パフォーマンス向上や、実生活に役立充てることもできるのです。
まとめ
本当はもっと細かくあるのですが、簡単に分けてみました。
みなさんは何種でしたか?
筆者は1・2種か5・6種あたりでしょうか…!
駅のホームなどで観察するのもたのしそうですね。